2011年2月14日月曜日

必勝酒田ロウソクパターン

今回は画像入りで超重要な酒田のロウソクパターンを紹介します。私はこれら以外のロウソクパターンはFXに利用していません。以下のパターンは、頻度が高いのと確率が高いものだけを選んであります。複雑なパターンはあまり見かけないので利用度が低いのが現状です。初心者の方は、まずは基本のロウソクの理解の仕方から学んでください。

ロウソクの基本
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まずは超重要なロウソク1本を見てください。



上の二つはそれぞれ陽線(始値よりも終値が高い)と陰線(始値よりも終値が低い)のコマです。実体が小さなロウソクをコマと呼びます。これは、他のロウソクの形よりも注目すべきものです。



コマと同様に十字線も注目すべき1本のロウソクです。こちらは実体がないロウソクになっていますが、要するに実体がないロウソクか実体の小さいロウソクが注目すべきものです。何故かというと、買い手と売り手の攻防が均衡している局面で、これから転換期を迎えるポイントを意味しているからです。これらが高値圏・安値圏にあれば、逆張りできるというわけです。



前の記事にも載せましたが、明星のパターンはすぐに分かる簡単なものです。小さなコマの代わりに十字線も明星と判断してください。理想のエントリーは、二つ目のコマや十時線を確認した所です。三本目の大きなロウソクを待つ必要はありません。



毛抜きパターンです。これは高値圏で二つのロウソクが同じ高値をつけた場合です。天井を意味していますので、ここから反発が予測されます。



これは安値圏での毛抜きパターンです。二つのロウソクが同じ安値をつけたので、底を意味しています。ここからアップトレンドの始まりが予測されます。



抱き線です。前のロウソクを全て包みこむような形です。包み線とも呼ばれています。これは包んだロウソクの勢いが反発を意味しています。このポイントから逆張りとなります。



差込み線と呼ばれるパターンです。図の例では、安値圏で陽線が安値を更新した場合のものです。転換ポイントと解釈されます。




切り込み線です。差し込み線よりもさらに長い陽線が安値を更新した場合のものです。前の陰線の半分以上も長く伸びているのが特徴です。切りこみ線のほうが差し込み線よりも反発のモメンタムが大きいので、確率的にはこちらの方が高いでしょう。




かぶせ線です。これは、明星のコマになるはずのロウソクがそのまま勢いで大きくなったパターンだと解釈しても良いと思います。明星のパターンですと、コマ + 大きなロウソクで反発の動きが確認できますが、こちらは2本のロウソクだけでそうなったという感じです。



はらみ線です。大きな陽線の後の小さな陰線のコマは、高値圏で見られる場合、天井と解釈されます。
ここからダウントレンドが始まるのです。




安値圏で見られるはらみ線です。大きな陰線が底だとすれば、そろそろ買い手が動き出すポイントですね。それで小さなコマが見え始めるわけです。



いずれのパターンも高値圏・安値圏での逆張り用で、安値を更新したロウソクがになった陽線か、高値を更新したロウソクがになった陰線となっていますが、ロウソク数本で相場の動きを読む場合は、全体の流れを読んでないので、順張り用のパターンとしては三兵だけが最も役に立つものです。トレンドに乗る事だけを考えているトレーダーは常に順張りですが、トレンドの初期ほどその効果が絶大なものはありません。そして転換ポイントの逆張りがそれなのです。