2010年8月14日土曜日

トレンドラインを引く

見ただけでも価格がどの方向へ移動しているかぐらいは分かりますね。でもトレンドラインを引くとさらに分かりやすくなりますし、注目すべき価格のポイントも分かりやすくチャートに表せて便利です。



上の図は、アップトレンドの場合のトレンドラインの引き方です。安値と安値を直線でつなげばできあがり。各安値はサポートラインです。



ダウントレンドの場合は、高値をつなげて線を引きます。各高値がレジスタンスラインになります。


トレンドラインを引く事によって、その傾斜が急であるなら強いトレンドだと判断できますし、逆ならば、弱いトレンドと判断できます。トレンドの強弱を知れば、トレンドの短さ(急な傾斜なほど短い)なども予測できます。トレンドラインを引く時に、上手く高値と高値をつなげられない場合もありますが、おおよその目安程度でも構いません。そういう場合は、トレンドの波が不安定である事を意味していて、予測の難しい動きであると解釈しましょう。

2010年8月13日金曜日

ダウ理論の抵抗線と支持線

テクニカル分析の前に、いろいろな基礎的知識をまず学習しましょう。まずは、抵抗線と支持線、そしてそれらを使った超有名なダウ理論です。簡単ですが、超重要なので絶対に覚えておいて下さい。



抵抗線と支持線はそれぞれ、英語からレジスタンスとサポートとも言います。これらのラインは、トレンドが新たな局面を迎えるポイントとなりますので、とても大事です。

通常は、直近の高値が抵抗線となり、直近の安値が支持線となります。これらの線を引いて、価格がこの付近に来たら注目しましょう。抵抗線と支持線は、見方によって違ってきますので、注意が必要です。どこに抵抗線と支持線を引けば分からない時は、一番目立つ高値と安値を目安にしましょう。


価格が高値を抜ける場合
  • さらに上昇を続ける可能性がある

価格が安値を抜ける場合
  • さらに下降を続ける可能性がある


よく初心者は一番安いところで買って高いところで売ろうとしますが、この転換ポイントを探すのは意外に難しいものです。タイミングが外れると、大きな痛手を負うリスクもあります。そういうのを狙っている初心者にとっては、高値付近に近づいたら「そろそろ下に行くだろう。」と思ってしまうのです。同様に、安値付近では、「そろそろ上に行くだろう。」と考えるわけです。実際、その理屈もそのまま当てはまる事もありますが、ダウ理論においては全く逆です。


ダウ理論

どのトレンドでもまっすぐ直線になるわけではなく、ジグザグの形になっています。例えば、アップトレンドならば、一直線に右肩上がりになるのではなく、時には下がったりしながら、徐々に上っていきます。つまり、「高値をつけた後は一旦下がり、それからまた上にあがる」というパターンになっているのです。ですからアップトレンドでは、高値を超えてきたらさらに上に向かう動きを繰り返しているのです。



実はこれだけ知っておくだけでも順張りトレードで成功できます。高値や安値を更新したらさらにそのトレンドは続く、こう覚えておけば良いのです。もちろん、必ずそういうふうに価格が動くわけではないのですが、確率的には高いですし、プロのトレーダーもそういう所は注目するポイントなのです。

私も、「こんなに価格が上がったのだから売りだろう」と売っても逆方向へ動いてしまい、何度も損した覚えがあります。順張りは比較的安全なトレードスタイルですが、ダウ理論は初心者には当分は馴染みにくいものといえます。ついつい勘に頼ってしまい、まさかこれ以上は下がらないだろうとか考えてしまいがちなのです。

2010年8月12日木曜日

テクニカル分析とは?

テクニカル分析とは、チャートを過去のデータに基づいて現在の相場の状態を把握したり、これからどう価格が動くのかを予測したりする行為です。相場はある程度予測できるものですので、過去のデータを見たりして研究すれば、勘だけに頼らずに済む事ができます。他の投資でも同じテクニカル分析が利用できますので、是非とも幾つか覚えて下さい。

テクニカル分析はどれも一見難しそうですが、見るポイントを抑えてやれば意外にも簡単です。とはいっても、同じ分析でも奥深い分析の仕方などもありますので、初心者向きではない使い方もあります。まずは大まかに捉えてみましょう。

色々なテクニカル分析がありますが、
大きく分けると2つあります。

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1.オシレーター系

買われ過ぎ、売られ過ぎを示す指標です。

→ストキャスティック、RSIが代表的なテクニカル指標です。

相場は波の形をして上下に動いています。決して一方向に限りなく動く事はありません。従っていつかは方向転換します。それは通常、買われすぎや売られすぎの時に起こります。そのタイミングをオシレーターのテクニカル分析で掴もうという事が期待できます。

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2.トレンド追随型

トレンドの方向(価格の方向性)を示す指標。

→移動平均線、一目均衡表、ボリンジャーバンド、などです。

目で見てもだいたいトレンドの方向は確認できますが、10分足のチャートなどでは、トレンドの方向が見えにくい事が良くあります。そもそも10分足チャートは、視野が狭すぎてトレンドを見極めるのはほとんど不可能です。4時間足チャートや日足チャートなどを使うとアップトレンドかダウントレンドか、すぐに分かります。でもトレンドが発生しそうな部分は、なかなか見えません。テクニカル分析を使えば、トレンドが発生するタイミングも予測できるようになります。もちろん、現在のトレンドの分析もバッチリできます。


ダマシ

全てのテクニカル分析は完璧ではなく、欠点もあります。それを「ダマシ」と読んでいますが、テクニカル分析で予測できる動きと、実際に価格の動きに違いが生じることを意味しています。ですから、テクニカル分析を鵜呑みにしない事が大事です。テクニカル分析は100%を保証しませんが、勝てる確率を高めるツールなのです。ですから、使わないよりは使ったほうがましな訳です。あくまでも、参考にして自分で他の角度から総合的に判断したほうが良いでしょう。


ところで、成功している投資家の間でも、使うテクニカル分析が違っていたり、やり方までもが違っていたりします。全てのテクニカル分析が役に立つかどうか分かりませんが、使う人との相性みたいなものはあります。なぜかというと、人は違った解釈や見方がありますので、それにあったテクニカル分析が良いという訳です。それが理由で、いろんな成功者がいますが、それぞれ個性がありユニークな投資方法となっているのです。違った見方は出来ますが、チャート上の価格の動きは誰が見ても同じです。見方を変えても成功できるというのは、例えばある人は主に売りを目的として、エントリーサインを見計らっていますが、同時に他の成功者は買いのタイミングを待っているかも知れません。同じ通貨ペアでも違った時間帯で取引するなら、或いは違ったチャート(主に15分足を使ってトレードする人もいれば、1時間足を使ってトレードする人もいる)を利用するなら、それぞれに違うやり方になるからです。でも結果が良ければいい訳ですので、自分のスタイルに合う投資方法を身につけましょう。

2010年8月11日水曜日

負けから復活する方法

あなたはFXでいくら負けましたか?相場から退場させられる寸前ですか?数百万円、或いは1000万程も失った人もいるでしょう。負けると焦って判断も悪くなりますし、そうなると投資をしているというよりは、闇雲に損したお金を取り戻そうと必死にバクチをしている様なものです。

もしあなたが今連敗中なら、まず手を休めて見ましょう。トレードをせずにしばらく反省して見てください。おそらく同じような「負けの取引」を繰り返し行ったのではないでしょうか?負けた原因を考え、その悪いパターンから脱出する事が第一です。同じ負けパターンを繰り返さないようにすべきです。

FX初心者の典型的な負けパターンの例です。

初心者がFXを始めてトレードをする時、多くの方は””でトレードすると思います。「この辺で上るだろう。」或いは、「ココまで来たらそろそろ下がる頃だ。」という風になんとなくポジションを取ってそれが結構当たったりします。ビギナーズラックですね。しかも、最初は慎重にトレードする為、低レバレッジでの運用で小さく勝てるのですが、次第に””が出てきてレバレッジを上げるようになります。この辺で大抵の方はコツコツと貯めた利益をドカンと相場に持っていかれます。

その後は焦りからとにかく次々とポジションを取っていこうとするんです。一応ある程度の知識を得てからFXに取り組んでいますし、初心者なりに結構考えてやっていますが、所詮「勘」を頼りにしているので勝率が悪いです。しかも予想が外れても、負けているから損切りなどしません。損切りすれば-20pipのものが気がつけば-60pipという結果。さらにコレを10回くらい繰り返してようやく「何かがおかしい!」と気づき始めるんです。


敗者復活戦

失うのは簡単ですが、そこから這い上がっていくのはかなり厳しいです。でも、まだチャンスはあります。コツがあるのでしょうか?なにか秘密の分析が必要だと思いますか?あります!

答えは、「大きく負けないこと」です。

リスク管理 損切りについて 利食いと損切りの決め方 をよく読んでください。

正しいやり方でやれば、FXで利益を獲得し続ける事は可能です!


負けないトレードルール
  • 含み損を抱えながら、だらだらと毎日を過ごさない
  • 一度の大きな損失で積み上げた利益を失う事はしない
  • 損失を最小限に抑え、利益を最大化する
  • 安定した利益を確保するパターンを作る
  • 利益確定、損切り設定の非常に明確な基準を設ける


FXで損しないための七ヶ条

1.心理面をチェック

テクニックよりも心理が安定している状態がまず優先です。焦るとすぐれた分析能力をもっているプロでも負けてしまいます。そして、勝ちたいという強い気持ちは焦りや失敗の原因となります。しかし焦ってはいけません。期間限定の相場ではないのですから、チャンスを待つほうが勝率が上がります。勝つためには勝ちたいという気持ちに勝つことです。焦ってエントリーして取り返そうとする時が最も危険な時ですので、気持ちを落ち着ける事が大事です。小さなトレードから始める事からお勧めします。損益に大きなストレスを感じない程度の規模でトレードすることにより、相場に対して冷静な思考ができるようになります。中長期で利益がでるようになれば徐々に規模を大きくしていけば良いでしょう。

2.リスク管理と損失額

口座に入れる金額は許容できる範囲でないと危険です。生活に影響を及ぼす程の金額を入れてしまうと、冷静な判断ができなくなってしまいます。仮に全て失ってもなんとか許容できる範囲にします。また、その金額をうまくコントロールして、それに見合ったトレードをするべきです。一攫千金ではなく、コツコツと地道にやるのが勝利への道です。毎回のトレードのレバレッジは、しっかりとした管理の下に行うべきです。自分のルールに極端に逸脱したトレードは絶対避けるべきです。

3.勘だけにたよらない

相場の動きを完全に予測することは不可能です。根拠のない勘だけに頼った「予想」に基づいてトレードするのではなく、実際に相場が上に動いたらこういう行動をとる、下に動いたらこういうこうする、と相場の動きに応じて判断しましょう。相場勘は必要ですが、これだけではバクチと同じです。いろんな分析方法がありますので、それに基づいてトレードしましょう。

4.損切りを惜しまない

損切りしても、また新しくポジションを持ち直せば、その分を取り戻せる事ができるという事を覚えておきましょう。プロのトレーダーで損切りを設定をしない人はいないでしょう。損切りすることがFXで勝つための最重要条件です。エントリーした後でなんとなく損切りの事を考えるのではなく、きちんとした設定や自分のルールに基づいて行います。少なくとも、あらかじめ損切りするならこの辺で、というふうに考えながらエントリーしましょう。

5.アナリストの発言は無視してもOK

テレビにでているあるアナリストの予測を信じて行動してはいけません。同じ通貨ペアのチャートでも、「上がる」という意見のアナリストも「下がる」という意見のアナリストも存在しますし、所詮は意見にすぎないのです。あるアナリストの予測通りにトレードして、予測に反してその後損失が膨らんでも損切りはしない、というのは最悪のパターンです。

6.経済指標の数字は絶対ではない

経済指標は通貨に対して直接的な影響力があり、決して無視できるものではありませんが、その結果とFXで勝つという事は必ずしも関連性がある訳ではないのです。数字上では「上る」はずの相場が、逆方向に動く事は多々あります。しかも、全ての経済指標が重要ではないですし、それらの指標と別の要因が絡まったりしてきますので、経済指標の数字だけでエントリーするのは危険性があります。

7.欲張らない

欲といっても、小さい程度ならOKでしょう。でも期待しすぎるのは禁物です。利益確定の時でも損切りでも、ここまで来たら決済しようと思って待ちすぎると、裏目になってしまいます。数pipの差は痛くも痒くもないはずです。そこに神経質になるよりは、エントリーとそのタイミングにしっかりと時間をかけた方が、勝率が高くなり利益も増えます。

2010年8月10日火曜日

FXのやり方

FXをしっかりと勉強した人は、10万からのスタートでも十分ですが、私は30万から50万ほどの資金でスタートしたほうがいいと思います。余裕のある多目の資金の方が損切りもしやすいですし、負けてもしばらくは耐えられるはずです。下の大まかな手順は、FXをこれから始めようとする人への参考になると思います。


1.FXを学ぶ

まずはFXの取引に関する全ての事を学びましょう。毎日5時間かけても、1ヶ月ほどかかると思います。じっくり焦らず学んでからトレードしましょう。初心者の多くが失敗するのは、この準備段階が出来ていないからです。
  • FX用語
  • 取引の流れ
  • リスク管理
  • テクニカル分析の学習

2.バーチャルで練習

今まで学習した事を試しましょう。特に、テクニカル分析を使ったトレードを中心に行ってください。自分にあったトレードスタイルを見つけるまでバーチャルで取引したほうが成功率が高くなるでしょう。いい加減にやって本番に移ると、痛い目にあいます。


3.FX会社を選ぶ

いよいよ本番です。申し込み書に書き込んで登録します。これはFX会社のHP上でできます。数日後に、ログインに必要なパスワードが登録完了の書類と一緒に送られてきます。複数のFX会社に登録する事をおすすめします。無料で各FX会社の取引プラットフォームを体験できますので、とりあえず口座をオープンしてみましょう。


4.ログインしてみる

FX会社のトレードツールの使い方などを学びましょう。各業者だいたい似ていますが、違ったところもあります。操作に慣れるまでは、絶対にトレードをしないようにしましょう。テクニカル分析の表示の仕方や、ニュースなどの情報のゲットの仕方など、実際の取引に必要なもの全てを把握しましょう。その後で入金して、いよいよトレード開始です。


5.失敗したトレードを振り返って反省する

これはとても役に立ちます。勝った トレードよりも、なぜ負けたのかを反省するほうが為になります。自分の得意のパターンでやったのかを確認してみてください。細かく分析する事で思わぬ収穫があります。テクニカル分析の使い方の工夫や、新しいチャートの見方など、あなたのトレードスタイルがどんどん改良されてより洗練されたものとなり勝率 も上っていくことでしょう。

2010年8月9日月曜日

利食いと損切りの決め方

利食いと損切りが上手い人ほどトレードが上手いといっても過言ではありません。実はトレードでもっとも難しいのがこの二つです。ある程度チャートを見慣れてくると、トレンドの方向やどこでエントリーすればいいのかとか分かってきますが、利食いと損切りのタイミングはとても微妙です。

うまいトレーダーは結局、エントリーをした時からどの変で決済するか決めている場合が多いのです。

●pipの数で決める場合

利益が15pips以上取れると判断した時ですと、例えば損切りが5pipsに設定するとか、無条件でpip数で決めてしまうというやり方です。損切りのpip数を小さくしておけば逆に動いた場合でも安心ですが、価格の動きは5pip逆に動いてもすぐまた回復します。

●Lot数を変えて利益獲得

自信のあるトレードならちょっと勝負しても良いでしょう。この場合は、取引そのもののレバレッジは変えずに、Lot数を変えて倍の利益を狙います。レバレッジを高くするとロスカットされやすくする為、長くポジションを持ってトレードしたいのならむしろLot数を増やすべきです。

●損切り価格を決めたらは絶対に動かさない

ポジションを持っている時、損切りポイントに近づいてきたからといって躊躇したりせず、いさぎよく損切りする。損切りラインを決めたら守る習慣をつける事です。

●ナンピンは要注意

ナンピンとは、例えば買い注文後に相場が逆に動いて下落した時、再び相場の値上がりを期待して買いポジションを増やし損失を減らす方法(逆張りの追い討ち)ですが、その後も相場が下落した場合、その傷口が大きくなる可能性が高いためリスク管理が困難になります。予測と逆方向に動いてしまったら損切りし、再度チャンスを待つほうが賢明です。

●利食いは、サポートラインを見て判断

欲張りすぎは禁物ですが、サポートラインを超えそうな位置に価格が動いている場合は、様子見するのが良いです。出来るだけ大きな利益が得られるチャンスですので、予定していた利食いのpip数でも、トレンドが続きそうなら待つ事も悪くありません。

2010年8月8日日曜日

取引時間帯

為替相場は24時間動いていますが、余り動かない時間帯もあります。東京時間であれば朝9時頃から10時に向けての時間帯も割と動きやすいです。企業関連の予約注文による大口売買があるため、銀行関連の情報を持つディラーが有利な展開となることが多いです。ユーロ市場の午後とニューヨーク市場の午前が重なる時間帯(16時~1時頃まで)も見逃せません。

為替相場は24 時間動いているので、自分の取引できる時間帯でチャンスを待つと良いです。

ウェリントン
シドニー市場
 (7:00~14:00)

世界で一番早く開くマーケット。東京を含めたアジアのマーケットにつなぐ重要な役割を担っています。金曜日の夜にニューヨーク市場が引けた後に取引がないため、世界で最初に開くウェリントン市場がどのような動向かが注目されますが参加者が少ないため流動性が低くくなっています。

東京市場
 (9:00~17:00)

東京市場は世界の3大マーケットの一つ。米ドル/円を中心にアジア通貨など活発な取引が行われます。 特に、仲値が決まる時間帯(午前9時55分)を中心に取引が集中。仲値とは輸出入企業の為替予約や個人の両替に用いるレートで重要な役割を果たしています

ロンドン市場
 (夏16:00~1:00 17:00~2:00)

現地時間の午前中は東京市場と取引が行われ、午後に入るとニューヨーク市場が参加。米国の重要な経済指標が発表される時間帯である為、ロンドン市場は始まってから終わるまで活発な取引が行われます。

ニューヨーク市場
 (夏21:00~6:00 22:00~7:00)

ニューヨーク市場はロンドン市場に次いで世界第2位の取引高があり、母国通貨であるドルを中心とした取引が行われています。現地時間の午前中はロンドン市場とも重なり活発な取引が行われますが、ロンドン市場が終わると参加者が少なくなる上、ニューヨークタイムの午後5時をもって決済日が替わるので取引を控える傾向となり極端に取引高が減ります。

ファンダメンタルズ

ファンダメンタルズ

ファンダメンタルズとは、経済指標や経済に影響を与える重要人物の発言などを指します。ニュースなどからの情報収集がとても大切ですが、殆どのFX業者は重大ニュースの提供もしています。いろんな経済指標がありますが、特にアメリカのものが世界に影響を与える超重要なものです。

究極的には、トレンドは全てファンダメンタルズによるものです。それが原因となっているのですが、情報をゲットするスピードが専門家やプロのディーラーと差が出てしまいますので、やや不利だと考えてください。ただし、毎月の経済指標の発表などは、発表する時間が決まっていますのでコレを狙ってトレードする方法もあります。

ファンダメンタルズにばかり頼らずに、テクニカル分析も使ってトレードのタイミングなどを図るとより完璧になります。また、大きなニュースによる価格の変動は、思いも寄らない方向へいったりもしますので要注意です。急激な変動はブレイクといいますが、この類のブレイクはテクニカル分析も役に立ちませんので、下手にポジションを取らずに待つのも良いと思います。