2010年8月17日火曜日

取引に関する用語

ポジション

例えば、$1=99円の時に、ドルを買いたい場合、USD/JPYを「買い」のポジションを取ります。後に$1=100円になった場合にそのポジションを決済すれば、儲けになるわけです。


ロングとショート

買いや売りは別の用語で使われたりもします。ロングが「買い」で、ショートが「売り」です。英語からの由来となりますが、FX会社によっては、ロングとショートとして表示されている場合もあります。


スプレッド

注文をする時には手数料がかかります。それをスプレッドといって、通貨ペアによって違っています。だいたいどのFX会社でも米ドル/円は一番スプレッドが低くなっています。恐らく日本人に人気のある通貨ペアだからでしょう。逆に流動性の低い通貨ペアだとスプレッドが高くなっています。


証拠金

レバレッジをかけて取引する場合に、いくらかの%は証拠金としてFX会社が預かっておきます。これはポジションを持つ場合に必要となりますので、ポジションを持ってない場合は無関係です。証拠金がなくなると、ロスカットになりますので注意です。また、証拠金はFX会社が預かっているので、その分は出金できません。


ロット

一回あたりの取引量のことをいいます。Lotと表示されています。1Lotは米ドルの場合、1万ドルになります。取引量を増やすと損益も増えますが、その分の証拠金率が下がってきますので注意が必要です。


ロスカット

予想が外れてある価格に達すると、証拠金の維持ができなくなってしまいます。そうするとFX会社が強制的にあなたの持っているポジションを決済します。これで全ての口座のお金がなくなる事を防ぎます。レバレッジによてって、ロスカットされるのが早くなります。低いレバレッジなら、予想が大きく外れてもポジションを維持することが出来ます。


成行注文

これは、ライブで動いている価格をクリック一つで注文する事です。画面に表示されている現時点での価格で取引したいとき成行注文で、ポジションを取ります。価格は常に動いていますので、クリックした時の価格のポジション取りとはならない場合があります。スリッページといって、クリックした時の価格と実際に約定した価格の差がでたりもします。スリッページについては、こちらのリンクまで。


指値注文(予約注文)

指値とは、あらかじめ「この価格になったら買う」という風に設定する事です。現時点では望んでいる価格ではないけれども、ここまで下がった時には買いたいと考えているのなら、指値を選択して価格を設定して予約注文する事ができます。通常、買いのポジションを取りたいなら、価格は現時点よりも安くで予約するという事になります。

ポジションエントリー時の指値注文


持っているポジションを利益獲得したい場合の指値注文



逆指値注文(予約注文)

逆指値とは、指値と同じく価格を予約する注文方法ですが、買いのポジションなら、現時点よりも高くで「買い」ポジションを予約するという意味になります。矛盾している感じですが、とりあえずこういう使い方もあるといのを覚えておいてください。


IFD注文(予約注文と利益獲得の予約決済)

IFDの注文とは、予約注文+予約決済の事です。ある価格になればポジションを取り、ある価格になったら自動的に決済したい場合に使います。指値や逆指値による予約注文を入れて、さらにその後に価格がこの辺に動いたら自動的に決済するように設定するのです。現在$1=98円とします。それの買いのポジションが、$1=102円になると予想している場合、そうなったら自動的に決済するように設定します。利益獲得の為にやる予約決済ですね。


OCO(予約決済-利益獲得と損きり)

現在持っているポジションがあった場合の注文はOCOが使えます。現在$1=98円とします。その買いのポジションをどうするかですが、$1=102円になると予想している場合、そうなったら自動的に利益獲得の決済をするように設定します。でも予想が外れた場合の事を考えて、$1=97円で損きりの決済も設定したい場合に使えます。


IFDO(予約注文と2つの予約決済(利益獲得と損きり))

IFDOは、IFDとOCO二つをあわせたものです。

現在$1=98円。$1=96円になったら買いのポジションを取りたいので、予約注文。さらに、$1=99円になったらそのポジションを利益獲得の為に予約決済。そして予想が外れた場合の事も考えて、$1=95円になったら損きりのための予約決済をいれます。

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