2010年8月12日木曜日

テクニカル分析とは?

テクニカル分析とは、チャートを過去のデータに基づいて現在の相場の状態を把握したり、これからどう価格が動くのかを予測したりする行為です。相場はある程度予測できるものですので、過去のデータを見たりして研究すれば、勘だけに頼らずに済む事ができます。他の投資でも同じテクニカル分析が利用できますので、是非とも幾つか覚えて下さい。

テクニカル分析はどれも一見難しそうですが、見るポイントを抑えてやれば意外にも簡単です。とはいっても、同じ分析でも奥深い分析の仕方などもありますので、初心者向きではない使い方もあります。まずは大まかに捉えてみましょう。

色々なテクニカル分析がありますが、
大きく分けると2つあります。

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1.オシレーター系

買われ過ぎ、売られ過ぎを示す指標です。

→ストキャスティック、RSIが代表的なテクニカル指標です。

相場は波の形をして上下に動いています。決して一方向に限りなく動く事はありません。従っていつかは方向転換します。それは通常、買われすぎや売られすぎの時に起こります。そのタイミングをオシレーターのテクニカル分析で掴もうという事が期待できます。

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2.トレンド追随型

トレンドの方向(価格の方向性)を示す指標。

→移動平均線、一目均衡表、ボリンジャーバンド、などです。

目で見てもだいたいトレンドの方向は確認できますが、10分足のチャートなどでは、トレンドの方向が見えにくい事が良くあります。そもそも10分足チャートは、視野が狭すぎてトレンドを見極めるのはほとんど不可能です。4時間足チャートや日足チャートなどを使うとアップトレンドかダウントレンドか、すぐに分かります。でもトレンドが発生しそうな部分は、なかなか見えません。テクニカル分析を使えば、トレンドが発生するタイミングも予測できるようになります。もちろん、現在のトレンドの分析もバッチリできます。


ダマシ

全てのテクニカル分析は完璧ではなく、欠点もあります。それを「ダマシ」と読んでいますが、テクニカル分析で予測できる動きと、実際に価格の動きに違いが生じることを意味しています。ですから、テクニカル分析を鵜呑みにしない事が大事です。テクニカル分析は100%を保証しませんが、勝てる確率を高めるツールなのです。ですから、使わないよりは使ったほうがましな訳です。あくまでも、参考にして自分で他の角度から総合的に判断したほうが良いでしょう。


ところで、成功している投資家の間でも、使うテクニカル分析が違っていたり、やり方までもが違っていたりします。全てのテクニカル分析が役に立つかどうか分かりませんが、使う人との相性みたいなものはあります。なぜかというと、人は違った解釈や見方がありますので、それにあったテクニカル分析が良いという訳です。それが理由で、いろんな成功者がいますが、それぞれ個性がありユニークな投資方法となっているのです。違った見方は出来ますが、チャート上の価格の動きは誰が見ても同じです。見方を変えても成功できるというのは、例えばある人は主に売りを目的として、エントリーサインを見計らっていますが、同時に他の成功者は買いのタイミングを待っているかも知れません。同じ通貨ペアでも違った時間帯で取引するなら、或いは違ったチャート(主に15分足を使ってトレードする人もいれば、1時間足を使ってトレードする人もいる)を利用するなら、それぞれに違うやり方になるからです。でも結果が良ければいい訳ですので、自分のスタイルに合う投資方法を身につけましょう。

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