2010年8月11日水曜日

負けから復活する方法

あなたはFXでいくら負けましたか?相場から退場させられる寸前ですか?数百万円、或いは1000万程も失った人もいるでしょう。負けると焦って判断も悪くなりますし、そうなると投資をしているというよりは、闇雲に損したお金を取り戻そうと必死にバクチをしている様なものです。

もしあなたが今連敗中なら、まず手を休めて見ましょう。トレードをせずにしばらく反省して見てください。おそらく同じような「負けの取引」を繰り返し行ったのではないでしょうか?負けた原因を考え、その悪いパターンから脱出する事が第一です。同じ負けパターンを繰り返さないようにすべきです。

FX初心者の典型的な負けパターンの例です。

初心者がFXを始めてトレードをする時、多くの方は””でトレードすると思います。「この辺で上るだろう。」或いは、「ココまで来たらそろそろ下がる頃だ。」という風になんとなくポジションを取ってそれが結構当たったりします。ビギナーズラックですね。しかも、最初は慎重にトレードする為、低レバレッジでの運用で小さく勝てるのですが、次第に””が出てきてレバレッジを上げるようになります。この辺で大抵の方はコツコツと貯めた利益をドカンと相場に持っていかれます。

その後は焦りからとにかく次々とポジションを取っていこうとするんです。一応ある程度の知識を得てからFXに取り組んでいますし、初心者なりに結構考えてやっていますが、所詮「勘」を頼りにしているので勝率が悪いです。しかも予想が外れても、負けているから損切りなどしません。損切りすれば-20pipのものが気がつけば-60pipという結果。さらにコレを10回くらい繰り返してようやく「何かがおかしい!」と気づき始めるんです。


敗者復活戦

失うのは簡単ですが、そこから這い上がっていくのはかなり厳しいです。でも、まだチャンスはあります。コツがあるのでしょうか?なにか秘密の分析が必要だと思いますか?あります!

答えは、「大きく負けないこと」です。

リスク管理 損切りについて 利食いと損切りの決め方 をよく読んでください。

正しいやり方でやれば、FXで利益を獲得し続ける事は可能です!


負けないトレードルール
  • 含み損を抱えながら、だらだらと毎日を過ごさない
  • 一度の大きな損失で積み上げた利益を失う事はしない
  • 損失を最小限に抑え、利益を最大化する
  • 安定した利益を確保するパターンを作る
  • 利益確定、損切り設定の非常に明確な基準を設ける


FXで損しないための七ヶ条

1.心理面をチェック

テクニックよりも心理が安定している状態がまず優先です。焦るとすぐれた分析能力をもっているプロでも負けてしまいます。そして、勝ちたいという強い気持ちは焦りや失敗の原因となります。しかし焦ってはいけません。期間限定の相場ではないのですから、チャンスを待つほうが勝率が上がります。勝つためには勝ちたいという気持ちに勝つことです。焦ってエントリーして取り返そうとする時が最も危険な時ですので、気持ちを落ち着ける事が大事です。小さなトレードから始める事からお勧めします。損益に大きなストレスを感じない程度の規模でトレードすることにより、相場に対して冷静な思考ができるようになります。中長期で利益がでるようになれば徐々に規模を大きくしていけば良いでしょう。

2.リスク管理と損失額

口座に入れる金額は許容できる範囲でないと危険です。生活に影響を及ぼす程の金額を入れてしまうと、冷静な判断ができなくなってしまいます。仮に全て失ってもなんとか許容できる範囲にします。また、その金額をうまくコントロールして、それに見合ったトレードをするべきです。一攫千金ではなく、コツコツと地道にやるのが勝利への道です。毎回のトレードのレバレッジは、しっかりとした管理の下に行うべきです。自分のルールに極端に逸脱したトレードは絶対避けるべきです。

3.勘だけにたよらない

相場の動きを完全に予測することは不可能です。根拠のない勘だけに頼った「予想」に基づいてトレードするのではなく、実際に相場が上に動いたらこういう行動をとる、下に動いたらこういうこうする、と相場の動きに応じて判断しましょう。相場勘は必要ですが、これだけではバクチと同じです。いろんな分析方法がありますので、それに基づいてトレードしましょう。

4.損切りを惜しまない

損切りしても、また新しくポジションを持ち直せば、その分を取り戻せる事ができるという事を覚えておきましょう。プロのトレーダーで損切りを設定をしない人はいないでしょう。損切りすることがFXで勝つための最重要条件です。エントリーした後でなんとなく損切りの事を考えるのではなく、きちんとした設定や自分のルールに基づいて行います。少なくとも、あらかじめ損切りするならこの辺で、というふうに考えながらエントリーしましょう。

5.アナリストの発言は無視してもOK

テレビにでているあるアナリストの予測を信じて行動してはいけません。同じ通貨ペアのチャートでも、「上がる」という意見のアナリストも「下がる」という意見のアナリストも存在しますし、所詮は意見にすぎないのです。あるアナリストの予測通りにトレードして、予測に反してその後損失が膨らんでも損切りはしない、というのは最悪のパターンです。

6.経済指標の数字は絶対ではない

経済指標は通貨に対して直接的な影響力があり、決して無視できるものではありませんが、その結果とFXで勝つという事は必ずしも関連性がある訳ではないのです。数字上では「上る」はずの相場が、逆方向に動く事は多々あります。しかも、全ての経済指標が重要ではないですし、それらの指標と別の要因が絡まったりしてきますので、経済指標の数字だけでエントリーするのは危険性があります。

7.欲張らない

欲といっても、小さい程度ならOKでしょう。でも期待しすぎるのは禁物です。利益確定の時でも損切りでも、ここまで来たら決済しようと思って待ちすぎると、裏目になってしまいます。数pipの差は痛くも痒くもないはずです。そこに神経質になるよりは、エントリーとそのタイミングにしっかりと時間をかけた方が、勝率が高くなり利益も増えます。

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