2010年9月20日月曜日

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドはトレンドとエントリーをチェックできるテクニカル分析で、移動平均線(ミドルライン)にボラティリティ(変動率)を組み入れたものです。移動平均線は通常20SMAが使われており、他のラインはバンドと呼ばれています。

統計学上、+2σから-2σの間を価格が移動する確率が高いといわれていますので、このラインを抵抗線・支持線と考えてトレードします。基本的にボーリンジャーバンドは逆張り用のテクニカル分析として有効ですが、トレンドが発生した場合も使う事ができます。その場合は、+2σや-2σのバンドを超えて、さらに価格がずっと上昇・下降していきます。



赤の矢印の所で逆張りします。価格が上下に反発して移動しているのが良く分かりますね。このパターンで取引するのがボーリンジャーバンドの基本ですが、大きなトレンドが発生する場合には、+2σ、-2σのバンドをそのまま通っていくこともあります。これをバンドウォークといいます。バンドウォークがある場合には順張りのトレードで大きな利益をゲットできます。

順張りのタイミング

通常は価格の動きが+2σ、-2σのところに来たら反発していきますが、そうで無い時もあります。これはスクイーズと呼ばれる域を価格が通過した後にブレイク(トレンドの発生)が起こる為です。スクイーズは、バンドが縮小して値動きが小さくなった域の部分を指します。そこから抜け出てブレイクが起こる時に動く価格はたいていトレンドを作ります。この時は逆張りせずに、順張りでトレンドの波に乗りましょう。大きく稼ぐチャンスです!