2010年11月10日水曜日

テクニカル分析のチョイス

ベストのテクニカル分析は人によって違うでしょう。まるで個人の意見のようなものです。しかもどのテクニカル分析ツールを用いても成功するようです。でもFXで成功する人はわずか一桁の率だと言われています。という事は、9割はそういうテクニカル分析は意味のないツールだという事にもなります。一体どうなっているんでしょう?

FXで成功している人のブログなどで彼らの意見や暴露しているトレード方法は様々ですが、これは野球で例えて言うならば、バッティングフォームは違っていたりしても、打つ人は打つようなものなんです。個人にぴったり合うやり方があるものなのです。つまり、自分に合うやり方を見つける事が一番良いというわけです。ですから、同じMACDを使って成功している人でも、使い方が違っていたりしますよね。パラメーターを色々変えて使っている人もいます。

もちろんじっくりと彼らのやり方を真似すればできますが、裁量が入る部分はなかなか真似る事は難しいでしょう。イチローのスイングを完璧に真似したとしても、それでヒットが打てるとは限らないようなものです。FXでは恐らくそこまで難しくはないかも知れませんが、とにかく、他の人と完璧に同じ視点を持って相場に挑むという事は殆どありえないでしょう。

まずスキャルピングでトレードするか、デイトレード型でトレードをするかによってもテクニカル分析のチョイスも変わるでしょう。5分足チャートだと、一目均衡表はそれほど利用価値がありません。一般的に一目均衡表は、日足や週足などに優れているからです。順張りトレードをしたいなら、MACDなどは使えますが、レンジ場でのスキャルピングには不向きです。違う時間軸のチャートなら、視点も違いますのでやり方も違ってきます。同じスキャルピングでも、1分足でやる人もいれば、15分足を利用する人もいますし、ブレイクアウト狙いのトレード、リバウンド狙い、逆張りやナンピンで稼ぐ人もいます。

一通り全てのやり方を学んで決めてほうが良いのかもしれません。その中で自分が気に入ったのが見つかれば、それを研究すればテクニカル分析を使いこなせるでしょう。