2010年8月9日月曜日

利食いと損切りの決め方

利食いと損切りが上手い人ほどトレードが上手いといっても過言ではありません。実はトレードでもっとも難しいのがこの二つです。ある程度チャートを見慣れてくると、トレンドの方向やどこでエントリーすればいいのかとか分かってきますが、利食いと損切りのタイミングはとても微妙です。

うまいトレーダーは結局、エントリーをした時からどの変で決済するか決めている場合が多いのです。

●pipの数で決める場合

利益が15pips以上取れると判断した時ですと、例えば損切りが5pipsに設定するとか、無条件でpip数で決めてしまうというやり方です。損切りのpip数を小さくしておけば逆に動いた場合でも安心ですが、価格の動きは5pip逆に動いてもすぐまた回復します。

●Lot数を変えて利益獲得

自信のあるトレードならちょっと勝負しても良いでしょう。この場合は、取引そのもののレバレッジは変えずに、Lot数を変えて倍の利益を狙います。レバレッジを高くするとロスカットされやすくする為、長くポジションを持ってトレードしたいのならむしろLot数を増やすべきです。

●損切り価格を決めたらは絶対に動かさない

ポジションを持っている時、損切りポイントに近づいてきたからといって躊躇したりせず、いさぎよく損切りする。損切りラインを決めたら守る習慣をつける事です。

●ナンピンは要注意

ナンピンとは、例えば買い注文後に相場が逆に動いて下落した時、再び相場の値上がりを期待して買いポジションを増やし損失を減らす方法(逆張りの追い討ち)ですが、その後も相場が下落した場合、その傷口が大きくなる可能性が高いためリスク管理が困難になります。予測と逆方向に動いてしまったら損切りし、再度チャンスを待つほうが賢明です。

●利食いは、サポートラインを見て判断

欲張りすぎは禁物ですが、サポートラインを超えそうな位置に価格が動いている場合は、様子見するのが良いです。出来るだけ大きな利益が得られるチャンスですので、予定していた利食いのpip数でも、トレンドが続きそうなら待つ事も悪くありません。

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム