2011年1月6日木曜日

ピボットポイントの解説

ピボットポイントとは、トレーダーが注目する7つのポイント(ピボットポイントとその他6つ)で、これらのラインが支持線・抵抗線としてよく使われています。実際にはピボットポイントだけは支持線や抵抗線の働きというよりも、ほぼ毎日といって良いほどそのラインを価格が通る事も分かっています。ピボットポイントだけはむしろ相場の毎日の到達地点として捉える事ができます。その他のラインは価格がピボットポイントから離れれば離れるほど支持線・抵抗線としての働きが増していきます。

前日の高値=(High)、安値=(Low)、終値=(Close)を使ってピボットポイントを求めます。ピボットポイントには、7つのポイントが使われます。ピボットポイント、S1、S2、S3、R1、R2、R3の7つです。

ピボットポイントの求め方:
①P=(H+L+C)/3

S1ポイントの求め方:
②S1=P-(H-P)=2P-H

S2ポイントの求め方:
③S2=P-(H-L)=P-H+L

S3ポイントの求め方:
④S3 = P − 2×(H-L)

R1ポイントの求め方:
⑤R1=P+(P-L)=2P-L

R2ポイントの求め方:
⑥R2=P+(H-L)=P+H=L

R3ポイントの求め方:
⑦R3 = P + 2×(H-L)

FXの業者などが毎日のピボットポイントを提供しているので、いちいち自分で計算する必要はないでしょう。或いは、ピボットポイントを計算するサイトやメタトレーダーを利用する為の人に作られたインジケーターもあります。

毎日のトレードに欠かせない注目するポイントはこれらの7つですので、しっかりと確認しましょう。