2010年8月20日金曜日

スリッページ

スリッページとは、成行注文時にクリックして指定したレートと実際に約定したレートとのズレの事です。注文を発注した時点で画面上に表示されていたレートに対し、実際に約定するレート差がでてしまいますが、これはサーバーやインターネットのスピードに関係があります。

この差を出来るだけ無くす為に、あらかじめスリッページを設定する事ができます。FX業者によっては、スリッページ無しで注文できる約定率の高い優れたものもありますが、多くのFX業者はそれほど強いサーバーを持っていないのが現状です。

しかし、スリッページ幅を注文前に設定しておけば、利幅の最大許容範囲を設定できます。5pipに設定すると、クリック時に6pip分価格が動いた時には、注文されない事になります。3pip分動いた場合は、5pipの許容範囲内ですので、そこで注文成立となります。これを設定せずに成行注文すると、クリックしたほんの一瞬前に価格が激変した場合、10pip分も差がでてしまったら、とても不利になる事があります。ニューススキャルなどの場合は、むしろ致命的になる可能性があり、スリッページしてしまうFX業者を利用するなら、あらかじめ設定しておいて、注文が通らなかった場合は、ポジションを取らない事も必要です。

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