2010年7月29日木曜日

通貨ペア

いろんな外国通貨ペアによる取引がFXです。これは株の銘柄のようなものです。日本円とのペアなら、米ドル/円が一番人気でしょう。これは、USD/JPYとも表示されます。英語による略語ですね。

さて、通貨ペアの種類には色々ありますが、JPY/USDというのはありません。常に、USD/JPYの表示になっています。これはとても大事ですよ~。

左の通貨はベース通貨と呼ばれます。右の通貨はベース通貨に対するもので、2つの通貨の比較を意味します。つまり、1ドルあたりいくらになるかを意味するんです。

EUR/USDなら、ユーロドルをベースに、米ドルとの比較を意味していて、1ユーロドルあたり米ドルはいくらかを意味します。

さて、米ドルに対する円高と円安についてちょっとだけ触れますね。

円高だと、米ドルの価値が下がるので、USD/JPYのチャートでは下がります。
円安だと、米ドルの価値が上がるので、USD/JPYのチャートでは上がります。

USD/JPYの取引で、円高になりそうだと予測して取引したい場合は、「売り」のポジションを取ります。

円安なら逆っで、「買い」のポジションをとるんです。最初は混乱しそうですが、しっかり暗記しましょう!

スプレッドを考える

通貨ペアは株でいうFXの銘柄みたいなものですが、全ての通貨ペアが全く同じような仕組みになってはいません。各FX業者が決めてあるスプレッドというのがありまして、このスプレッドが大きいほど、毎回の取引に影響してきます。どういうことかというと、スプレッドはFX業者への手数料みたいなもので、これで彼らは商売をしているわけです。スプレッドが小さいほど、取引する人にとっては小さな手数料で済みますので、得をするわけです。通貨ペアによっては、スプレッドがかなり大きなものもあるので注意しましょう。特に、ランド/円はどのFX業者でも大きなスプレッドの設定になっています。

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