2010年9月30日木曜日

DMI

DMIはトレンドの強さを測るテクニカル分析です。これもちょっと見た目が複雑なような感じがしますが、割とシンプルなものです。

基本的な記号は以下の3つです。

+DI :上昇トレンド(方向)を表わす
-DI :下降トレンド(方向)を表わす
ADX :トレンド(方向)の強さを表わす

売買のシグナル

売買ポイントは+DI と-DI がクロスしたときと言われています。つまり、+DI が-DI より数値が大きい場合は上昇トレンドにあると考え、逆に-DI の方が大きい場合には下降トレンドにあると考えます。ということは、上昇と下降のトレンドが変わるとき、即ち、クロスしたときを売買ポイントとみなすわけです。一般的には、以下の場合が売買のシグナルとみなされていますが、ダマシが多いのが弱点です。

買いシグナル:+DI が-DI を下から上に突き抜けたとき
売りシグナル:-DI が+DI を下から上に突き抜けたとき

ADX はトレンドの強さをみるものですが、上の売買シグナルと組み合わせれば、DMIでみられるダマシを減らすことができます。ADXをさらに組み合わせると、以下のようになります。

+DIが-DIを下から上に抜いた後、ADXが-DIを下から上に抜いたら「買い」と判断します。

+DIが-DIを上から下に抜いた後、ADXが+DIを下から上に抜いたら「売り」と判断します。

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