2010年12月26日日曜日

必勝トレードパターン MACD

MACDはとても人気のテクニカル分析ですが、これを使ったトレード方法を紹介します。いわゆるゴールデンクロスとデッドクロスは見た目にも簡単に確認できますし、初心者向けのトレード方法としては悪くありません。

トレードスタイル: 順張り

チャート:4時間足、1時間足

使うテクニカル分析

MACD(12,26,9)
ストキャスティックス(10,3,3)
RSI(9)


4時間足チャート

まず4時間足チャートで大きなトレンドの方向を確認します。トレンドラインを引くなり、パッと見た感じの印象でもいいですから、トレンドの方向を確認してください。方向性が全くない場合はエントリーを待ちます。

1時間足チャート

もしアップトレンド中でトレードしたいなら、ストキャスティックスの線2本が上向きになっていて尚且つRSIがちょうど50%以上になったポイントを見つけます。最後にMACDでアップトレンドを確認します。0ラインへと上昇してきている(マイナスゾーンからの上昇)なら絶好のタイミングです。ダウントレンドならすべて逆になります。



この3つの条件がそろうポイントは、アップトレンドの初期によく見られますので、絶好のポイントとなります。現実的にはこのタイミングを逃す可能性が高いですが、遅すぎなければ十分にトレンドに乗る事は可能です。ただし、ストキャスティックスやRSIが両方とも買 われすぎゾーンに達していればエントリーは見送りします。
  • 必ず4時間足チャートと同じ方向に向かってトレードする事 (順張り)
  • 2つのオシレーターが買われすぎ・売られすぎならエントリーは見送る
  • MACDの0ラインに注目する

エントリーロジックについて


このトレード方法においてのエントリーは、MACDに最終的な決定権があります。オシレーターは反応が早い為にダマシも多くなりますので、MACDで確認する必要があります。MACDの反応は逆に遅いですが、ダマシを回避する目的として使えます。例えば上の図では、RSIがいち早くアップトレンドをキャッチしていたのが分かります。オシレーターだけに頼ると、図の左端から3番目の大きな陽線がこのアップトレンドの最初のロウソクとなります(RSI50%以上、ストキャスティックス2本線上昇)が、その時点でポジションを取っていたとしたら、十字線以降は大きな反発となっていて、損切りでトレードが終わってしまっていることでしょう。一般的にMACDの0のラインを超えた辺りからのエントリーが無難と言われますが、マイナスからプラスに確実に上昇しているという動きがロジックです。

MACDのエントリーロジックに加え、オシレーターで買われすぎでない事を確認すれば、高値圏で買ってしまうという遅すぎるタイミングのダマシを排除できます。RSIと併用すればダブルチェックの効果が期待できます。スローストキャスティックスの設定なので、若干遅いエントリーシグナルになりますが、トレンドが安定した所からのエントリーになりますので、早すぎずにトレンドに乗る事ができますので、その辺のダマシの回避にもなります。

このトレードの弱点

ダマシを減らす為には大きなトレンドの流れを4時間足や1時間足で見る方がいいのですが、1時間足チャートでMACDのサインでトレンドに乗るとどうしても若干遅れてしまう傾向があります。しかもこのトレード方法のエントリーロジックは、確実にトレンドに安定性が出てきてからのエントリーとなります。ですから、トレンドが小さい場合には向いていません。かといって十分に待たずにエントリーしても早すぎて危険性があります。対策として15分足チャートを使ってエントリーのタイミングを早く見つけるのも一つの方法ですが、この場合も1時間足と4時間足で同じ方向になっている時だけトレードした方が無難と言えます。

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